iPhoneSE 修理

修理方法
- フロントパネル交換
- バッテリー交換
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iPhoneSE フロントパネル交換 解説動画
iPhoneSE フロントパネル交換 解説写真
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ステップ1 下部ネジの取り外し
修理を開始される前に、必ず本体の電源をお切りください。
※)電源を切らずに作業されると、本体不良や思わぬ事故につながる可能性がございます。
iPhone下部・ドックコネクタの両側にあるネジを取り外しください。 (このネジは星形のドライバーにて取り外します。以後、星形のドライバーは利用致しません。)
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ステップ2 フロントパネル取り外し1
吸盤をホームボタンのやや上に取り付け、取り外しを行っていきます。 フロントパネルは比較的開けるのに力を要しますので、しっかりと吸盤の取り付けを行ってください。
※)フロントパネルが割れてしまっている際は、梱包テープなどを表面に貼り付け、空気が入らないようにしてから取り外しを行っていきます。
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ステップ3 フロントパネル取り外し2
吸盤で取り付けを行い、上に力をかけていくと、iPhone本体とパネルの中間に若干の隙間が生じます。 iPhone下部左側(写真で言うと、下側)に、比較的隙間が生じやすいので、生じた隙間にプラスチックツールを差し込みます。 このステップでは、写真程度の隙間を浮かせることを念頭に作業を行ってください。
【注意】
次のステップで内部のケーブルなどを取り外していくため、無理に取り外しを行うと破損の可能性がございます。慎重に作業を行ってください。 -
ステップ4 フロントパネル取り外し3
この段階では、フロントパネルと本体側にケーブルがつながっているため、完全にはバックパネルから取り外しません。 この時点で吸盤を利用することはなくなりますので、吸盤の端の突起物から吸盤を取り外していきます。
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ステップ5 フロントパネル取り外し4
フロントパネルを写真程度浮かしますと、中にホームボタン用のケーブルが見えてきます。 隙間からプラスチックツール・ピンセットを差し込み、取り外しを行っていきます。
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ステップ6 フロントパネル取り外し5
コネクタを取り外した後、より開いていきます。 この際に、iPhone上部はまだケーブルが繋がれておりますので、写真のようにiPhone下部のみを浮かし90度にするようにします。
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ステップ7 ネジ取り外し
ブラケットに付いているネジ2つを取り外します。
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ステップ8 ブラケット取り外し
ネジを取り外し後、ブラケットを本体から取り外します。
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ステップ9 バッテリーコネクタ取り外し
プラスチックツールの後ろ側を使用し、バッテリーのコネクタ部分を本体から取り外します。 この際に、ロジックボードに付いているソケットごと取り外さないように注意をしてください。
※)この作業は、今後その他の部品などの取り外しなどを行っていく際に、通電によるリスクを少しでも下げるために行っております。 そのため、バッテリー本体を丸ごと取り外さず、コネクタのみを外す形となります。
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ステップ10 ネジ取り外し1
フロントパネルを手で支えながら90度にした状態で、左のネジを取り外していきます。
● 1.7mmネジ × 2
● 1.2mmネジ
● 1.3mmネジ※)後ほどネジを戻すときのために、必ずそれぞれのネジを戻す場所を正確に記録しておいてください。 組み立ての際にネジの取り付け場所を間違えてしまうと、ロジックボードにまでダメージが及んでしまい、iPhone自体が壊れてしまいます。
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ステップ11 プレート取り外し
ネジ取り外し後、ケーブルブラケットを取り外します。
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ステップ12 ケーブル取り外し
フロントカメラセンサーケーブルを取り外していきます。
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ステップ13 デジタイザーケーブル取り外し
デジタイザーケーブルを取り外します。
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ステップ14 LCDケーブル取り外し
LCDケーブルを取り外します。
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ステップ15 フロントパネル取り外し
全てのケーブルが外れていることを確認し、フロントパネルをリアケースから取り外します。
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ステップ16
ブラケットを固定している下記2つのネジを取り外します。
● 4.0mmネジ
● 2.3mmネジ
※)組み立ての際に、この2つのネジの取り付けは絶対に間違わないようご注意ください。 仮に間違えて取り付けてしまいますと、本体に深刻なダメージが生じる可能性があります。
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ステップ17
プラスチックツールを使い、図の部分を左に押しスピーカーブラケットを取り外していきます。 ひっかかっている部分を外すのみですので、無理な力をかけないようご注意ください。
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ステップ18
17のステップでブラケットの取り外しが行われたことを確認し、ピンセットで取り外していきます。 ひっかかりを解除すれば力は一切いりませんので、特に力を入れず取り外してください。
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ステップ19
前ステップに引き続き取り外します。
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ステップ20
ブラケットを取り外した後、イヤースピーカーを取り外します。
※)この際に、指で取り外しを行う場合は金の部分に触れないよう注意をしてください。 金の部分に触れてしまいますと、油・汚れにより正常な接続が妨害されてしまいます。
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ステップ21
フロントカメラケーブルの取り外しを行っていきます。 粘着などが強くてなかなか外れない際は、ドライヤーなどで温めていただくとスムーズに外すことが可能になります。
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ステップ22
21のステップに引き続きフロントカメラケーブルをパネルから取り外していきます。
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ステップ23
前工程までを完了させると、こちらの画像のようにフロントカメラがフロントパネルから離れた状態となります。 また、他社様などの紹介では、写真左部分のシールを剥がす表記などございますが、外さなくても問題なく修理可能ですので、弊社でははずさない手順にてご紹介しております。
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ステップ24
ホームボタンケーブルを固定している左のネジを取り外します。 ネジがホームボタンのパーツと一体となっているため、固定されている部分からのみ取り外し、 他のパーツと一緒に付いたままの状態にします。
※)【互換パーツを利用し、組み直しを行っている方】 互換パーツをご利用の際は、このネジの部分がございません。 特に問題はないので、そのままお戻しください。
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ステップ25
ネジを回し終えます。
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ステップ26
プラスチックツールを利用し、ホームボタンケーブルを手前側に外していきます。
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ステップ27
写真の位置にまでケーブルを動かします。
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ステップ28
ホームボタンブラケットをとめている下記2つのネジを取り外します。
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ステップ29
ネジを取り外した後、ホームボタンブラケットを本体から取り外します。
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ステップ30
写真において、ホームボタン右側のケーブル部分の下にプラスチックツールを潜り込ませ、徐々に浮かせていきます。
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ステップ31
徐々に部品を取り外していきます。
※)ケーブルにキズがつきやすい部分であるため、丁寧に作業を行います。 また、この時点ではまだホームボタンの取り外しは行いません。
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ステップ32
ホームボタンに付随する部分が全てパネルから取り外されていることを確認し、ホームボタンをフロントパネル表面から押し上げていきます。 この際に、左側から押し上げていくと、他の部分に干渉を受けず開けやすくなります。
この時点ではホームボタンは全て外さず、プラスチックツールを入れるための穴を開けることを念頭に押していきます。
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ステップ33
ホームボタンの上に、ひっかけられるポイントが出来た段階でプラスチックツールを差し込みます。 差し込んだ後、手前側に引き上げていき、ホームボタンの取り外しを行います。
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ステップ34
以上でホームボタンの取り外しが完了します。
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ステップ35
フロントパネル背面についている、図の下記ネジを取り外します。
● 2.7mmネジ -
ステップ36
LCDフレームを取り外すため、下記2つのネジを取り外します。
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ステップ37
LCDフレームを取り外すため、下記2つのネジを取り外します。
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ステップ38
LCDフレームを取り外し、完了です。
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